某所で読んで感動したので思い切って全文貼りつけます。
2009年12月16日(水)「マイケルの夢 受け継ぎたい」
【突然の訃報 親友に転機】
「キング・オブ・ポップ」と称された米人気歌手マイケル・ジャクソンさん(享年50歳)が亡くなって半年。
マイケルさんと親交のあった増穂町出身で米ロサンゼルスに在住する神田幸子さん(30)は、生前「孤児を支援したい」と話していたマイケルさんの夢を追いかけようと準備を進めている。
14年前の高校時代、東京ドームでの来日コンサートを見てとりこになった。
孤児支援がマイケルさんの夢と知り「一緒に活動したい」と渡米、医療を学んだ。大学院でがんとエイズ研究のチームに所属していたころ、知人を通じてジャクソン家と接点が持てた。家族ぐるみの付き合いに発展、マイケルさん本人とも親交を深めた。
4年前、無罪判決が出た幼児虐待裁判の出廷の際に着用したベストは、神田さんが贈った袋帯をマイケルさんが仕立てたものだった。
「マイケルの夢を受け継ぎたい」。あこがれの人を失った悲しみを乗り越え、神田さんは新たな一歩を踏み出そうとしている。
マイケル・ジャクソンさんが亡くなったニュースが世界中を駆け巡った6月25日(日本時間26日)。親交のあった神田幸子さん(30)=増穂町出身=は、マイケルさんに会う予定になっていた。突然の訃報を耳にしたのはニューヨークからロサンゼルスにあるジャクソン家に向かう途中、テレビで知った。身近に接していたスーパースターの死は、自らの人生の転機に。
神田さんは今、孤児支援というマイケルさんが夢見ていた活動に取り組もうとしている。同時にベールに包まれた素顔を多くの人に伝えたいと考えている。
【帰郷を計画】
「信じられない」。ロサンゼルスに向かう途中の空港のテレビから流れたマイケルさんの訃報に神田さんは耳を疑った。ジョーの愛称で知られる父ジョセフ・ジャクソンさんに電話をして事実であることを知った。
来年、マイケルさんを連れて山梨に帰郷しようと計画していたという。「マイケルは自然が大好きだった。富士山やブドウ畑、一面ピンクの桃やスモモの花を見せてあげたかった」
多くの思い出の中で忘れられないのが、プレゼントした袋帯の生地をベストに仕立て、4年前の裁判に出廷した際、着用してくれたこと。
公判中、一度だけ話す機会があり、「ぼくの夢は世界の孤児のお父さんになること。だから絶対に負けないよ」と語っていたという。
マイケルさんがかなえられなかった夢は神田さんに乗り移った。「恵まれない子どもたちの病気を治してあげたい。勉強も教えてあげたい」。子どもたちと一緒に環境問題に取り組むボランティアも考えている。
【友の役割】
現在はジョセフさんのマネジャーを務め、ジョセフさんが初めて執筆したマイケルさんに関する書籍の出版に向けて準備を進めている。「ジョーの本には、マイケルの素の部分がたくさん描かれている」という。
スーパースターには金銭にまつわるスキャンダルがつきまとった。「マイケルに近づく人の大半は金目当て。彼を人間ではなく『商品』として扱っていた」。スキャンダルは事実無根だと強調。「孤児の父親になりたいと心から考えていた、優しい人だった」と振り返る。
神田さんは自分が知るマイケルの素顔や人柄を多くの人に伝えていくことも友としての役割だと考えている。
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「愛と哀しみの真実」はなかなか良かったですね。
マイケル役の俳優さんも良かったけど、
何より弁護士のメゼロウさんに惚れそうでした(笑)
裁判の大まかな流れはファンの方がまとめた文章を読んで
ある程度知ってましたが。
ああして映像で分かりやすく見れると鳥肌立ちました。
あの内容を日本で、しかもゴールデン2時間SPで放送したのは
スゴいと思う。欲を言えばマイケルが患っていた皮膚病の
尋常性白斑についてもっと詳しく伝えて欲しかったなぁ。
上の文章の神田さんはパパのインタビューのときに
隣にいた方でしょうね。こういう方が身近にいたからこそ
マイケルは日本を好きでいてくれたんだろうなぁ。